2008年 08月 18日
奈良公園の生態系
昨夜は涼しくてエアコンなしで眠りにつくことができました。
今朝の最低気温は奈良市内で19.8℃だったそうです。

ところで・・・

奈良公園には何頭くらいの鹿が生息していると思いますか。

約1,200頭だそうです。

一日に一頭あたり約700g~1kgの「ウンチ」を排出するそうです。
(偉い先生が一日中一頭の鹿に張り付いてサンプリングしたそうな・・・)

で、一年で1200頭×365日×約1kg=・・・おぞましい数量です!

では、いったい誰がウンチを片付けるのでしょう。

1、鹿愛護会の方々
2、市民が当番制で・・・
3、コガネムシが掃除する

個人的には2番がいいな~

正解は言うまでもなく3番です。
フンを食べる「フンコロガシ」が50種類ほどいるのです(日本には150種類)

それで奈良公園中がフンだらけにならないで済んでいるのです。
それをバクテリアが分解して芝生の肥料になります。

ここで生態系が成立します。

言ってみれば奈良公園には1200台の「芝刈り機」(高性能メンテ不要)があるようなのもか?

さらに公園内の植物は独自の進化をしています。

イラクサという植物が、自らの体を防御する為にわずか1,200年の間に毒のトゲを圧倒的に増やしたのです。
県南部のイラクサより50倍もトゲが多いという研究結果です。

馬酔木やナンキンハゼ、シダ類も食べません。

あと、おもしろいのは公園内の樹木が低い位置の見通しがヤタラいいと思いませんか?
そうです、鹿の届く範囲が食べられてしまうからです。

この見通しのことを ディアーライン(鹿摂食線) というそうです。(おおよそ190cm)

まだまだ、おもしろいことがありますが、またの機会に・・・


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えらそうなことを言ってますが全部教えてもらった受け売りです。

こんな話にお付き合いありがとうございます。



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by peechan2008 | 2008-08-18 18:52 | 雑談


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